紀伊山地の高野山
紀伊山地の高野山は、山中の随所に100以上の寺院があり、金剛峯寺を中心に、寺院や道が「紀伊山地の霊場・参詣道」の一部として世界遺産に登録されています。
紀伊山地は、日本古来から伝承されてきた神道と、中国大陸から伝来した仏教が融合して形成された信仰と交流の歴史を背景にして世界遺産に承認されました。
紀伊山地の中でも高野山地域は、特に仏教が盛んになった地域として知られている宗教都市です。弘法大師空海が、高野山全体を真言宗の総本山とし、金剛峯寺は宗教活動の拠点とされていました。「高野山町石道」は、紀伊山地の参詣道として有名で、歴史の残るスポットを幾つも結んでいます。
紀伊山地の参詣道ルートは幾つもありますが、熊野古道と並んで人気が高いのが高野山町石道です。昔の人々は、高野山から熊野、さらには伊勢へと歩いて参詣していったものですが、現代ではこの紀伊山地がツーリングの名スポットとなっています。
和歌山の橋本辺りから、高野山頂上へとライディングし、十津川や竜神方面へと下っていくコースなどがあるそうです。昔と今とでは、人々の山への関わり方が変って来てはいますが、多くの人を魅了し続けていることには変りがないようです。
